遺書として

葉桜の美しき哉、逞しさ其れを知るのは死して散るとき

護持羅となりて

先生は近い将来について「日本の精神性が再評価され往くゆくはそれが世界の模範となるが、その前に世界は一度、滅茶苦茶になる」と言った。先生の言う日本の精神性とは個人的な解釈をすれば、やはり和の精神と考える。遠い昔から日本人が日本人の尊厳である和の精神を受け継いできたように、此の先、我々は和の精神を護持する為の修羅と成りて、革命や暴力という手段に頼らず、日々懸命に自身を研鑽し生活を営むべし。この精神と生活の在り方を、世界で唯一の核兵器被爆国である日本の世界に誇る反戦映画より其の名を拝借し、ここに護持羅と命名す。